JUGEMテーマ:妊娠中のできごと

 

双胎間輸血症候群(TTTS)の治療のため、遠方の病院に転院した私ですが、緊急を要する状態ではないものの、いつ手術になってもおかしくない状況になりました。

 

今回は転院してから手術に至るまでの流れと手術の実体験について書いていきます。

 

目次

  • 手術までの流れ
  • レーザー手術(胎児鏡下吻合血管レーザー凝固術)実体験
  • 予後観察について
  • まとめ

 

手術までの流れ

前回手術の説明を受けて、いつ手術になってもいいように気持ちの整理をしていました。転院前は子供達がギリギリの状態だったので、『到着と同時に緊急手術とかあるかも…』と思っていた私は、少しだけ落ち着いていました。

 

レーザー手術は『16週から26週の間』という条件がありますが、『早産・切迫早産・破水』のリスクがあるので、ギリギリの状態になるまで様子を見ることになりました。

 

先生『今現在17週だけど、できれば20週まで持ちこたえて欲しいね』ということでした。

 

手術までは毎日、今までと同じくエコー検査で羊水量の測定と子供たちの心拍を診ていくことになります。

 

手術までの流れを時間軸でまとめました。

 

17週5日

  • エコー検査(羊水量2.5cmと8.5cmでOK)

 

17週6日

  • エコー検査(羊水量2.2cmと8.8cmでOK)
  • おなかの張りチェック

 

18週1日

  • エコー検査(羊水量2.5cmと10cm以上でOK)
  • おなかの張りチェック

 

18週2日

  • エコー検査(羊水量1.6cmと10cmで手術決定。)
  • おなかの張りチェック
  • 再度エコー検査(やはり病状がすすんでいるため手術決定

20週を待たずして手術が決定してしまいました…。

 

手術が決まったので、しらすパパと両家の両親に電話で連絡しました。その2時間後にしらすパパと私の両親が到着し、手術を迎えることになります。

 


レーザー手術(胎児鏡下吻合血管レーザー凝固術)実体験

ここの病院では、レーザー手術の時に旦那さんの立ち合いが認められてるので、しらすパパと一緒に車いすで手術室へ向かいました。

 

手術室の前で消毒などを済まし、準備をしました。

 

私『(人生初の手術!緊張する!)』

 

『それでは入りましょうか。器具がいっぱいあるので気を付けて下さいね。』と看護婦さん付き添いのもと、しらすパパと二人で手術室に入りました。

 

私『(初めてのオペ室へいざ入室!…って人が多いッッッ!)』

 

ドクターXの世界が広がる手術室にはところ狭しと15人ぐらいの先生がおられました。(全員先生かは分かりませんが…)エコーの先生1人、執刀医の先生2、3人、記録するっぽい先生1人、あと立ってる先生10人ぐらい。

 

年に1回あるかないかの手術、さすがに注目度高いです。

 

その後、私は手術台に横になり、しらすパパは頭付近にある椅子に座りました。

 

部分麻酔なので、幹部を冷やして注射をします。痛みはほどんどなく『インフルエンザの注射の方が痛いな』っていう感じでした。

 

エコーでお腹の状態を診てもらいつつ、針を射せる場所を探していきます。そして、射す場所が決まったようで…。

 

先生『それじゃあ針を刺しますねー。よいしょ!』

 

先生が『エイッ!』とお腹に針を刺した瞬間でした。私の体が『バウンッッ!』と音とともにバウンドしました。痛くはないのですが、衝撃が本当にすごかったです。しらすパパは『本当に痛くなかったの?すごい跳ねてたけど(笑)』とか言っていました。よっぽど跳ねていたんでしょうね。(跳ねてる本人には分かりません)

 

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針を刺した後、内視鏡を挿入して、モニターにお腹の中が映りました。今まさに上の図のような状態です。

 

お腹の中は『砂がサラサラな海底』のような感じでした。サラサラの砂が地面に広がり、その砂の上に血管が走っているという感じです。(わかりにくくてすみません)

 

モニターに映される血管の形を先生が読み上げていき、記録係の先生が紙に記録していきます。

 

先生『ん〜、逆さ富士!あと〜、熊手!…あ、熊手ダブル!あと〜、ミジンコ!』←血管の形がそう見えるからそれで記録していくみたいです。

 

モニターを見ていて『確かに見えなくはないな…』と思う私でした。

 

一通り血管の記録をした後、先生方がどこを焼くかを相談し、いよいよレーザーで血管を焼いていきます。

 

先生『じゃあいきますよー』の掛け声でレーザーが発射されていきます。聞こえるか聞こえないかの機械音で『ウィーン』という音と、先生がボタン(?)を押す度にモニターに赤い光が点灯します。そして、光で照らされた先の血管の色が赤色から徐々に灰色に変わっていき、血管を凝固させていきます。

 

焼いた血管は8か所ほど。一通り焼いた後、別の先生に変わってチェックし、念のためもう一度焼くという作業をされてました。

 

内視鏡を抜く前に二人の子どもとカメラ越しにご対面。人というにはまだまだ小さくて未発達な子供達。目をつむっていて子供たちは絶対に覚えていないけど、私としらすパパはその姿をしっかりと目に焼き付けました。

 

その後、羊水を1リットルほど抜き、約3時間ほどでレーザー手術は終わりました。


予後観察について

無事手術は終わりました。ここから2週間が術後の山となります。『血管を焼いた結果、子供たちにどう影響するのか』『羊水量の変化はどうか』『子供たちの心臓に負荷はかかっていないか』『母体に影響はないか』など日々状態を診てもらうことになります。

 

もし、焼いた血管以外にも行き来している血管が残っていたり、焼きが甘くて行き来している血管を凝固しきれていなかったりすると、再び『双胎間輸血症候群(TTTS)』や『双胎多血貧血症候群(TAPS)といわれる双胎間輸血症候群(TTTS)の一歩手前の段階の症状』になったりします。

 

治療が上手くいってなかった場合は2週間以内に再び症状が現れることが多いので、『手術後の2週間が山になる』というわけです。

 

その他にもお腹に手を加えたことで早産になる可能性もあり、今後も気の抜けない日々を送ることになります。


まとめ

ひとまず手術を終えた私たちですが、まだまだ気を抜くことができません。これからコマめに検査をしてもらって子供たちの状態を診ていくことになります。

 

『何とか持ち直して欲しい』と願いつつ、手術の日を終えました。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

次の記事では『双胎間輸血症候群(TTTS)の治療を終えたその後』について書いていきます。


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