JUGEMテーマ:妊娠中のできごと

 

へその緒の絡まりによって、いつ出産を迎えてもおかしくない状況になりました。

 

前の病院にはNICU(新生児特定集中治療室)がなかったので、NICUがある以前に入院していた地元の病院に戻ってきました。

 

こちらの病院での検査と先生の所見、緊急出産までの流れを書いていきます。

 

目次

  • もう一度レーザー手術?先生の診断
  • 出産に備えての説明会
  • 緊急出産のきっかけ
  • まとめ

 

もう一度レーザー手術?先生の診断

遠方の病院から地元の病院に転院して戻ってきた私は、早速検査ということで採血・モニター・エコー・処置をしてもらいました。

 

エコー検査では全員で3人の先生がおられて、1人の先生がエコーをして、そのエコーを見ながら3人で話し合うという形でした。

 

先生1『確かに双胎多血貧血症(TAPS)が進んでますね…。羊水量の差も結構開いているし…。』

 

先生2『これって再レーザー手術できないのかな?その方が状況が良くなると思うんだけど…。』

 

先生3『でも、羊膜が一部はがれてるから難しいと思いますよ。破水するかもしれませんし…。』

 

先生2『さーやさん、前の病院ではレーザー手術のことは何か言われてましたか?』

 

私『再レーザー手術するのは難しい状況だから出産に備えて転院しましょうっていう説明でした。』

 

先生2『なるほど…。…もう一回レーザー手術できないか聞いてみますね』

 

というのがその時の一連のやり取りです。

 

転院前と状況は変わっておらず、羊水量には依然差があり、脳血流の速さが違うという診断でした。こっちの先生の所見では『再レーザーした方が状況良くならないか?』ということらしいです…。

 

『先生によってここまで違うのか〜』と内心思いつつ、子宮頸管の検査に移りました。

 

お腹は大きいけど切迫早産は大丈夫そうという診断でしたが、気になることが一つあったようで…。

 

先生『何か大きな血の塊がある…』

 

私は『今まででそんな診断聞いたことない!』と内心思いつつ、検査台を下りました。

 

先生『これに関してはまた後日に精密検査をしましょうね』

 

と言われて入院1日目の検査は終わりました。

 


出産に備えての説明会

入院2日目は小児科の説明会と帝王切開の説明会、2回のエコー検査がありました。

 

小児科の説明会では未熟児についての説明をしていただきました。

 

医療の進んでいる日本では未熟児の死亡率は低いそうです。その後『未熟児の生存率は体重よりも在胎週数が重要です』という話をしていただき、そのターニングポイントは『妊娠28週(生存率90%以上)』になるということを聞きました。

 

現在24週で双胎貧血多血症(TAPS)が進んでいる私の子ども達。『あと4週間か…。何とか耐えて欲しい!』と説明を聞きながら考えていたことを覚えています。

 

次に帝王切開の説明会では、帝王切開の説明・リスク・合併症・輸血などのことについて説明していただきました。

 

そして、同意書を記入します。

 

先生『緊急の出産になる確率は非常に高いです。どういう状況になるかわからない。どういうケースであってもあなたたち夫婦が決断することになります。覚悟は決めておいて下さい。

 

この話をされている時の先生はすごく怖い顔をされていました。緊張感が伝わり、『いよいよ出産か…』と覚悟を決めた瞬間でもありました。

 

そしてエコー検査に移りました。

 

羊水量は1.76cmと11.78cm。心拍には異常はありませんでしたが状態は明らかに悪化していました。

 

先生『状態はいつ改善するか改悪するかわかりませんが、このままいけば緊急での帝王切開は近いかもしれません』

 

こうして入院2日目は終わりました。


緊急出産のきっかけ

入院3日目。

 

先生『少しでもお腹の双子たちが強くなるように注射を打ちましょう』

 

ということで、ステロイドの注射が始まりました。私に注射することで、お腹の子供達の力も強くなるみたいです。

 

そして前に先生が『もう1回レーザー手術が出来ないか』と言われていた返事が返ってきました。答えは『NO』でした。やはりリスクが高いから手術はできないみたい。

 

あともう一つわかったことが…。

 

『この病院では出産ができない』

 

NICUの子供用のベッドが現状では空いていないという話でした。

 

先生『いつベッドが空くかわからないから、子供達の状態が悪くなった日にベッドが空いていればこの病院で出産できますが、ベッドが空いていなければ、近隣の病院に救急車で行って出産することになります。』

 

『もう今のうちに転院したい』と思ったのは言うまでもありませんが、ベッドが空くことを祈って入院生活を続けることにしました。

 

入院4日目。

 

子供の血流異常が見られました。このままの状況が進めば明日にでも出産かもしれません…。

 

入院5日目。

 

何とか持ちこたえてくれましたが、状況は変わりません…。

 

そして入院6日目。25週に入った日です。いつも通りエコー検査をしてもらうと…。

 

先生『…ん!?心拍が弱くなっている!』

 

その日のエコー検査は三人の先生が診てくれていたのですが、そのうち二人の先生が急いで部屋を出ました。

 

先生『今から救急車で出産する病院へ向かいます!部屋に戻って準備をしましょう!』

 

『ついに出産か…』私は覚悟を決めて検査室を出ました。


まとめ

遂に子供の心拍に異変が出てしまいました。この後、救急車で出産する病院へ向かいます。

 

ターニングポイントである『28週』を目標に治療をしてもらっていましたが、25週と1日で出産することになります。

 

説明会の時に先生が言ってくれました。

 

『覚悟を決めておいてください』

 

この日以来、出産に不安はありましたが『どんな結果が待っててもそこに向き合おう』という心の準備はできていたように思います。

 

この時はただただ覚悟を決めて救急車に乗り込みました。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

次の記事では『出産』について書いていきます。


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