25週と1日。お腹の中の二人の子供のうち、一人の子の心拍が下がりました。

 

すぐに出産することになりますが、NICUのベッドが空いていないので、近隣の病院へ緊急搬送されます。

 

先生はすぐに救急車の手配をしてくれ、私は最低限のものだけを持って出産先の病院へ行ける準備をします。

 

この記事では緊急出産の様子について書いていきます。

 

目次

  • 緊急搬送!出産までの全て
  • 緊急帝王切開開始
  • まとめ

 

緊急搬送!出産までの全て

救急車の手配を済ませて、先生が戻ってこられました。搬送途中の心拍も測れるように看護婦さんが処置をしてくれていますが、焦っているのか、なかなか心拍がとれません。

 

先生『ちょっと!何してるの!貸して!』

 

先生も相当ピリピリされていて、看護婦さんとその場所を変わります。

 

『救急車はまだこないのか…』みんなそわそわした様子で救急車の到着を待ちます。

 

そんな間も子供の心拍は弱くなったり、戻ったりを繰り返しました。私は仕事中の旦那や両親に連絡を入れて、祈るように救急車を待ちました。

 

そして10分ほど経ってからだったと思います。救急車が到着し、乗り込みました。

 

一人の先生は救急車に付き添って乗ってくれました。搬送中も子供たちの心拍は弱くなったり、戻ったりを繰り返しています。

 

そして搬送先の病院へ到着し、臨時の病室まで運ばれて手術に向けての処置をしてもらいます。その処置中に手術の説明や輸血の説明、その後同意書にサインをします。

 

『手術の準備が出来ました!』と看護婦さんの声がかかり、ベッドのまま運ばれてロビーでエレベーターを待ちます。

 

ロビーにはしらすパパの姿がありました。連絡して40分。職場から病院まで30分かかるはずなので、どれだけ急いで来てくれていたのかがわかります。

 

私『今、同意書書いてる。本当バタバタしてて、よく分からない』←とりあえずしらすパパに現状を説明する

 

しらすパパ『本当に急だし、仕方ないね。待ってるから頑張ろうか』

 

ちょっと話しているうちに手術室前に到着しました。しらすパパとは手術室前でいったんバイバイし、手術室の中に運ばれました。


緊急帝王切開開始

手術室に入って、まずは部分麻酔を打ってもらいました。

 

私の場合は部分麻酔はそれほど痛くなく、徐々に腹部の感覚がなくなっていきます。

 

そして先生が入ってこられ、私にとって生涯で二回目の手術が始まります。

 

先生『それでは手術を始めます』

 

麻酔が効いているので、触られているような感覚はあるのですが、痛みは全く手術は進んでいきました。

 

先生『じゃあ一人目取り出しますよー』

 

ヌルッという感覚と同時に一人目の子供が生まれました。看護婦さんの『少し泣いた!』という声は聞こえてきましたが、娘の『オギャー!!』といった声は聞こえてきません。

 

先生『じゃあ二人目も取り出すよー』

 

再びヌルっという感覚と同時に二人目の子供が生まれました。『ママ!生まれましたよ!』と看護婦さんがチラッとだけ子供を見せてくれました。

 

『お母さん!生まれましたよ!元気な女の子です!』『ありがとうございます!』なんていうドラマでよく見るような感動的な出産ではありませんでしたが、私にとっては『無事に生まれてきてくれた』という事実だけで、それ以上の感情を与えてくれた本当に幸せな出産でした。

 

長女のさつきが10時27分、次女のめいが10時28分の出産となりました。

 

搬送先に運ばれたのが9時半ぐらいなので、1時間で出産を終えたことになります。

 

そして出産後、先生は開いたお腹を処置してくれるのですが、思いのほか時間がかかっている様子で…。

 

先生『うわぁ、癒着(ゆちゃく)がすごい…。お母さん、病院で何か診断されてましたか?』

 

私『子宮腺筋症と診察はされています』

 

先生『あぁ〜、なるほど。これはすごいなぁ…。』

 

↓子宮腺筋症がわかった時の記事です↓

関連:小さな異変…妊活を始めるきっかけは?

関連:妊娠への道!自分の体を知るための行動とは?

 

なぜか楽しそうに出産後の処置をしている先生たち。出産よりもこっちの方に時間がかかっているようでした。

 

私『先生。麻酔が切れてきてるのか、何か痛いです…。』

 

先生『あ、痛い?ごめんね、すぐ終わるから!』


その後、先生は無事に処置を終わらせ、手術室から出ていく私を『おめでとー』と言って見送ってくれました。

 

そして手術室から出て病室を向かう時。ロビーを通過するときに、私の両親としらすパパが待っていてくれていました。

 

みんなの顔を見てホッとしたのか、自然と涙がこぼれました。


まとめ

こうして緊急での出産は無事終えることが出来ました。

 

出産を終えてから、この時はまだ子供の顔を見ていません。でも『生きてくれている』という事実が私に元気と感動を与えてくれました。

 

25週で生まれた子供達なので、何があるかわかりませんが、『何があっても受け止めていく』そんな気持ちで終えた出産となりました。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

妊娠編はここで終わりになります。次の記事からはNICUでの子供の治療をメインに書いていきます。

 

これからもよろしくお願いします。


<前の記事へ戻る> <次の記事へ続く>


ブログランキング参加中!かわいい双子ちゃんがいっぱいです♪

にほんブログ村 子育てブログ 双子へ 搾乳,さく乳,さくにゅう,乳搾り