我が家の双子ちゃんたちがかかった『未熟児網膜症』について調べてみました。

 

早産児に多い症状ですが、具体的にどのような症状なのかをまとめていきます。

 

目次

  • 未熟児網膜症って何?
  • 未熟児網膜症の発症率は?
  • 未熟児網膜症の治療方法は?
  • 未熟児網膜症の予後は?
  • まとめ

 

未熟児網膜症って何?

私たちの目は血管から栄養や酸素をもらって機能しています。

 

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赤ちゃんの目の血管は36週前後で完成します。予定より早く産まれた赤ちゃんの目の血管は成長途中で生まれてきたため、目の隅々まで行き届いていません。(上の図の発症前の状態です)

 

すると、目の中にも栄養が行き届いていない部分が出てきます。目は栄養が届いていない部分にも栄養を届けようと急ごしらえで血管を作ります。(上の図stage1)

 

その後、急ごしらえで出来た血管付近に膜が出来たり(上の図stage2)、急ごしらえの血管はもろいので出血したり(上の図stage3)します。

 

出来た膜には網膜を引っ張ることがあり(上の図stage4)、重症化すると網膜剥離を起こします(上の図stage5)。

 

この症状のことを『未熟児網膜症』といいます。


未熟児網膜症の発症率は?

出生体重が軽いほど、在胎週数短いほど発症率は高くなります。出生体重が1500ℊ未満で約60%、在胎週数28週未満でほぼ100%の発症率があります。

参考:日本小児眼科学会


未熟児網膜症の治療方法は?

『stage1、2』の段階では自然治癒する可能性があるので経過観察されます。『stage3』になると自然に治癒する可能性が低いので治療されます。

 

治療法としては『光凝固法』と『冷凍凝固法』があり、光凝固法(レーザー光凝固法)が採用されることが多いようです。

 

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血管が出来てない箇所にレーザー治療を施すことにより、急ごしらえの血管ができないように治療していきます。治療の範囲は個人差があり、治療回数も人により異なります。

 

それでも病状が治まらない場合は『強膜輪状締結術』や『硝子体手術』といった手術をすることになります。


未熟児網膜症の予後は?

自然治癒で治った場合は視力には問題はないようです。ただ、早産児のリスクとして近視や乱視、斜視といった症状が起こることがあります。

 

治療が必要なほどの網膜症になった場合は、その程度によって、その後の影響も違ってきます。弱視や近視、乱視や斜視などの症状が出ることがあるので、幼少期から眼鏡が必要になるかもしれません。

 

網膜剥離などの症状まで進んだ場合は、高度の視力障害が起こってしまいます。

 

いずれの症状にしても長期にわたり、定期的に眼科検診を受けることになりそうです。


まとめ

『未熟児網膜症』は治療の影響により、「完治はしたものの数年後、数十年後に副作用が出た」ということもありえる病気です。

 

ウチの双子ちゃん達は二人ともレーザー治療を数回受けていて、治療後の顔は本当に痛々しく、何とも言いようがない気持ちになりました。

 

本人も痛いようで涙を大量に出して号泣していました。「よく頑張ったね」とあやしたことをハッキリ覚えています。

 

今後も定期的に眼科検診に行くことになります。

 

視力や目に副作用が出ないことを祈りつつ、根気強く一緒に頑張っていきましょう。


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